EC用語集
全54語CVR・ROAS・LTV・カゴ落ち…。EC運営でよく出てくる専門用語を、「現場でどう使うか」「明日どこを見ればいいか」までやさしく解説します。言葉を覚えるためではなく、自分の店の数字を読めるようになるための用語集です。
数値・指標
A/BテストA/Bテストとは?2つの案を実データで比べて選ぶ検証A/Bテスト(えーびーてすと)は、AとBの2つの案を出し分けて、どちらが良いかを実際のデータで比べる検証方法。勘ではなく数字で判断できます。
粗利率粗利率とは?売上のうち、いくら利益が残るかを見る割合粗利率(あらりりつ)は、売上のうち原価を引いた利益がどれくらいの割合かを見る数字。値引きや送料無料、広告にいくらまでかけてよいかを決める土台になります。
直帰率直帰率とは?最初の1ページだけ見て帰った人の割合直帰率(ちょっきりつ)は、サイトに来て最初の1ページだけ見て帰った人の割合。高いときはファーストビューや読み込み速度に課題があるかもしれません。
CVRCVRとは?商品ページの「買われやすさ」を見る数字CVR(購入率)は、商品ページを見た人のうち何人が買ったかを見る数字。アクセスはあるのに売れないときに、商品ページのどこを直すかを考える手がかりになります。
カゴ落ちカゴ落ちとは?買う直前で離脱される理由と見直しポイントカゴ落ちとは、カートに入れたのに購入完了まで進まないこと。買う気はあったお客さんの離脱なので、送料や決済の見直しで取り戻しやすい売上です。
回遊率回遊率とは?サイト内をどれだけ見て回ってもらえたかの数字回遊率(かいゆうりつ)は、サイト内で複数のページを見て回ってもらえているかを示す数字。回遊が増えると出会う商品が増え、購入率や客単価にも効いてきます。
KPIKPIとは?目標達成までの「中間の目印」になる数字KPI(けーぴーあい)は、売上などの目標を達成するための中間の目印になる数字。KPIを決めると「どこを伸ばせばいいか」が具体的になります。
客単価客単価とは?1回の注文で使われる金額を見る数字客単価は、1回の注文でお客さんがいくら使ったかを見る数字。同じ人数でも客単価が上がれば売上は伸びるため、アクセスを増やす以外の打ち手として大切な指標です。
ROIROIとは?投資に対して、結局もうかったかを見る数字ROI(あーるおーあい)は、使ったお金に対してどれくらい利益が出たかを見る割合。ROASが売上ベースなのに対し、ROIは利益ベースで「結局もうかったか」を見ます。広告・採算
損益分岐ROAS損益分岐ROASとは?広告で赤字にならない最低ラインの数字損益分岐ROAS(そんえきぶんきろあす)は、広告で赤字にならない最低限のROAS。粗利率から逆算でき、これを決めずに広告を回すと赤字に気づけません。
CPACPAとは?1件の注文を取るのにかかった広告費を見る数字CPA(顧客獲得単価)は、1件の注文や申し込みを取るのにいくら広告費がかかったかを見る数字。1件にいくらまでかけてよいかを考える目安になります。
リスティング広告リスティング広告とは?検索した人に出す「文字の広告」リスティング広告は、検索結果の上に出る「文字の広告」。買う気で検索している人に出せるのが強みですが、出せば売れるわけではなく、キーワードと着地ページの中身がそろって初めて結果につながります。
P-MAXP-MAXとは?Googleが複数の場所へ自動で広告を配るしくみP-MAXは、用意した素材をもとにGoogleのAIが検索・ショッピング・YouTubeなど複数の場所へ自動で広告を配るしくみ。手間が減る一方で、素材と計測・データ整備が整っていないと、任せきりではうまく回りません。
ROASROASとは?広告費に対して売上が合っているかを見る数字ROAS(広告費用対効果)は、広告費に対してどれくらい売上が出たかを見る数字。広告費をかけているのに利益が残らないときに、まず確認したい指標です。
楽天RPP広告楽天RPP広告とは?楽天の検索上位に商品を出せる広告楽天RPP広告は、楽天市場の検索結果の上位に自分の商品を出せる広告。クリックされて初めて費用がかかる仕組みで、買う気のある人に商品を届けられる一方、採算管理と商品ページの作り込みが効果を左右します。
ショッピング広告ショッピング広告とは?写真と価格で見せるGoogleの商品広告ショッピング広告は、商品写真・価格・店名をセットで検索結果に出すGoogleの広告。文字だけの広告と違い、写真と価格でひと目で比較されるので、見せ方そのものが結果を左右します。リピート・CRM
CRMCRMとは?一度買ってくれたお客さんと関係を続ける取り組みCRMは、一度買ってくれたお客さんと関係を続け、また買ってもらうための考え方や取り組み。メルマガやLINE、同梱物などで「買ったあとの接点」を作ることを指します。
同梱施策同梱施策とは?商品と一緒に手紙やクーポンを入れて次につなげる工夫同梱施策は、商品にお礼状やクーポン、サンプル、レビュー依頼などを一緒に入れる工夫。送料を増やさずに、次回購入やレビューを後押しできます。
開封率開封率とは?送ったメールやLINEが開かれた割合を見る数字開封率は、送ったメールやLINEが開かれた割合を見る数字。件名や送るタイミングで大きく変わるので、中身を読んでもらえているかを確認する入口になります。
LTVLTVとは?お客さんが長く買ってくれる金額を見る考え方LTV(顧客生涯価値)は、1人のお客さんが長い期間でどれくらい買ってくれるかを見る考え方。1回の売上だけでなく「お客さんとの長い関係」で採算を考えるための指標です。
リピート率リピート率とは?もう一度買ってくれた人の割合を見る数字リピート率は、一度買ってくれた人のうち、もう一度買ってくれた人の割合を見る数字。新規集客に頼りきらず、安定して売上を伸ばすための土台になります。
セグメント配信セグメント配信とは?お客さんを分けて、それぞれに合う内容を送る配信セグメント配信は、お客さんを属性や購入履歴で分け、それぞれに合うメッセージを送る配信。全員へ一斉に送るより反応が良く、解除やブロックも減らせます。
ステップメールステップメールとは?購入や登録を起点に複数通を自動で送る仕組みステップメールは、購入や登録を起点に、あらかじめ用意した複数のメールを日数差で自動配信する仕組み。一度作れば、その後はリピートを自動で後押ししてくれます。
定期購入・サブスク定期購入・サブスクとは?一定間隔で自動的に届く買い方定期購入・サブスクは、一定の間隔で商品が自動的に届く買い方。安定した売上とLTVの向上に効き、消耗品や食品と相性が良い仕組みです。売り方・販促
ベネフィットベネフィットとは?お客さんが得られる「うれしい結果」のことベネフィットは、商品の「特徴(スペック)」ではなく、お客さんが手に入れられる結果や、解決される悩みのこと。特徴を並べるだけでは刺さらず、その先の「うれしさ」まで言葉にできると伝わり方が変わります。
クロスセルクロスセルとは?「一緒にどうですか」で客単価を上げる売り方クロスセルは、買おうとしている商品に関連する別の商品を「一緒にどうですか」とすすめる売り方。お客さんの手間を増やさずに、1回の注文金額(客単価)を上げる工夫です。
CTACTAとは?「次の行動」を促すボタンや言葉のことCTAは「カートに入れる」「登録する」など、お客さんに次の行動を促すボタンや文言のこと。分かりやすさ・位置・言葉づかいで押される率が変わるので、増やすより「主役を1つ目立たせる」のが基本です。
ファーストビューファーストビューとは?開いて最初に見える「上半分」のことファーストビューは、ページを開いてスクロールする前に最初に見える範囲のこと。ここで「何のページか・自分向きか」が伝わらないと離脱されます。スマホでは特に、ここで勝負が決まります。
ヒートマップヒートマップとは?ページのどこが見られたかを色で見える化するツールヒートマップは、ページのどこがよく見られ、どこがクリックされ、どこまでスクロールされたかを色の濃淡で見える化するツール。お客さんがどこで離れているかが分かり、ページの直す場所が見えてきます。
レコメンドレコメンドとは?「あなたにおすすめ」で関連商品を提案する機能レコメンドは、「この商品を見た人はこちらも」のように、関連商品やおすすめを提案する機能。店内の回遊と客単価を上げる手助けになります。
レビューレビューとは?購入者の口コミで「買っても大丈夫」を伝える材料レビューは、購入者による評価や口コミ。他人の評価があると安心して買えるため、数と質が商品ページの買われやすさ(CVR)に効いてきます。
アップセルアップセルとは?検討中の商品より上位のものをすすめて客単価を上げる売り方アップセルは、お客さんが検討している商品より、上位・大容量・上位プランをすすめて、1回の購入金額(客単価)を上げる売り方。押し売りでなくメリットを伝えることで、お客さんも満足しやすくなります。集客・SEO
越境EC越境ECとは?海外のお客さんにも「ネットで売る」こと越境ECは、海外のお客さんにもネットで商品を販売すること。国内が頭打ちでも需要を広げられます。決済・国際配送・関税・言語対応がポイントで、小さく試せる方法もあります。
GA4GA4とは?無料で「どこから来て、どこで離れたか」を見る道具GA4は、Googleが無料で提供するアクセス解析。お客さんがどこから来て、どのページを見て、どこで離れ、買ったかを見られます。最初は見る数字を絞るのがコツです。
構造化データ構造化データとは?検索やAIに「商品の中身」を正しく伝える書き方構造化データは、商品名・価格・レビューなどを、検索エンジンやAIが正確に読み取れる決まった形式で書いておくこと。検索結果に星や価格が表示されやすくなります。
LLMOLLMOとは?ChatGPTなどのAI検索に「おすすめされる」備えLLMOは、ChatGPTやAIによる検索結果に、自分の店の情報が引用・おすすめされやすいよう整える取り組み。一次情報や分かりやすい記述、構造化が効きます。GEOとも呼ばれます。
LPLPとは?1ページで魅力を伝えきって買ってもらうページLP(ランディングページ)は、広告などから来た人が最初に着地する、1ページで魅力を伝えて行動してもらうためのページ。商品ページとの違いを知ると広告の成果が読みやすくなります。
モール内SEOモール内SEOとは?楽天・Amazonの「検索で上に出す」工夫モール内SEOは、楽天・Amazon・Yahoo!などのモールの中の検索で、自分の商品を上位に出すための工夫。Google検索とは別ルールで、レビューや売れ筋、在庫が効いてきます。
SEOSEOとは?検索で「広告費をかけずに」見つけてもらう工夫SEOは、GoogleやYahoo!の検索で自然に上位に表示されるための工夫。広告と違ってクリックのたびにお金がかからないので、続けるほど集客の土台になります。
UGCUGCとは?お客さんの「声や投稿写真」が買う後押しになる仕組みUGCは、お客さんが作ったレビューやSNS投稿、使用写真のこと。お店の宣伝文句より信頼されやすく、購入の後押しになります。集める導線づくりが鍵です。商品・在庫管理
3PL3PLとは?商品の保管から発送までを物流の専門業者に任せる仕組み3PLは、入庫・保管・ピッキング・梱包・発送といった物流の作業を専門の業者にまとめて外注する仕組み。注文が増えて自社で手が回らなくなったときに、出荷の品質とスピードを保つ助けになります。
安全在庫安全在庫とは?急な売れ行きや入荷遅れに備えて持っておく予備の在庫安全在庫は、売れ行きの変動や入荷の遅れに備えて、最低限あらかじめ余分に持っておく在庫のこと。これがあると急な注文でも欠品(売り切れ)を防げて、機会損失を減らせます。
発注点発注点とは?「在庫がここまで減ったら発注」と決めておく在庫数のこと発注点は、在庫がこの数まで減ったら発注する、とあらかじめ決めておく在庫数のこと。決めておけば、欠品も慌てた発注も防げて、仕入れの判断に迷わなくなります。
リードタイムリードタイムとは?注文してから届くまでにかかる時間のことリードタイムは、発注してから商品が届くまで、注文を受けてから発送するまでにかかる時間のこと。これが長いほど早めの発注と安全在庫が必要になり、欠品を防ぐ判断の土台になります。
SKUSKUとは?色やサイズ違いを含めた商品管理の単位SKUは、色やサイズ違いまで含めて「在庫を区別する最小の単位」。商品点数が増えても在庫や売れ筋を正しく把握するために欠かせない考え方です。
在庫回転率在庫回転率とは?仕入れた商品がどれくらいの速さで売れるかを見る数字在庫回転率は、仕入れた在庫がどれくらいの速さで売れて入れ替わるかを見る数字。資金が在庫で寝ていないか、売れ残りを抱えていないかを判断する手がかりになります。法務・ルール
景品表示法景品表示法とは?商品の「見せ方」で誤解を生まないためのルール景品表示法(景表法)は、商品やサービスを実際より良く・お得に見せる不当な表示を禁止するルール。根拠のない「No.1」や元値を偽る二重価格を避け、安心して売るための土台になります。
特定商取引法特定商取引法とは?通販で必須の「お店の表記」をそろえるルール特定商取引法(特商法)は、通販で事業者名・住所・連絡先・送料・返品条件などの表示を求めるルール。必須項目をそろえることが、お客さんの安心と信頼につながります。
薬機法薬機法とは?化粧品や健康食品の「効果の言い方」を整えるルール薬機法は、化粧品・健康食品・医薬部外品などの効果効能の表現を整えるルール。「シミが消える」「病気が治る」などの言い切りを避け、安心して伝えられる言い方を選ぶための知識です。その他
チャットボットチャットボットとは?サイト上で質問に自動で答えてくれる仕組みチャットボットは、サイト上で質問に自動で答えるプログラム。営業時間外でもすぐ回答でき、お客さんの離脱を防ぎます。よくある質問はボット、複雑なものは人へ振り分けるのがコツです。
D2CD2Cとは?メーカーが卸や小売を通さず直接お客さんに売るモデルD2Cは、メーカーやブランドが卸や小売店を通さず、自社のECサイトなどで直接お客さんに販売するモデルのこと。利益率と顧客データを自社に残せる一方、ファンづくりや世界観の発信が成功の鍵になります。
FAQFAQとは?お客さんの「買う前の不安」を先回りで解消するページFAQは「よくある質問と答え」をまとめたページ。送料・納期・返品など購入前の不安を先回りで解消でき、問い合わせ削減とCVR向上に効きます。
プロンプトプロンプトとは?AIにうまく動いてもらうための「指示文」プロンプトは、AI(ChatGPTなど)への指示文のこと。誰向け・トーン・字数・盛り込む特徴を具体的に伝えるほど結果の精度が上がります。EC実務では商品説明やレビュー要約に使えます。
VOCVOCとは?お客さんの「本音」を集めて改善に活かす考え方VOCは「お客さんの声(Voice of Customer)」のこと。レビュー・問い合わせ・SNS・アンケートに現れる本音は、商品ページ改善のヒントの宝庫です。