ベネフィットとは?お客さんが得られる「うれしい結果」のこと

商品の良さは書いているのに、なぜか刺さっていない気がするとき

容量・素材・サイズ・機能…。商品の特徴はしっかり書いた。なのに、お客さんの心が動いている手応えがない。そんなときに足りないことが多いのが、ベネフィットです。

ベネフィットとは?ひとことで言うと

ベネフィットとは、その商品を買うことで、お客さんが手に入れられる「うれしい結果」や、解決される「悩み」のことです。商品そのものの特徴(スペック)ではなく、それによってお客さんの暮らしがどう良くなるか、という一歩先の話です。「ドリルを買う人がほしいのは、ドリルではなく『穴』」とよく言われます。お客さんが本当にほしいのは、商品ではなくその先の結果なのです。

EC現場ではどこで使う?

商品ページのキャッチコピー、ファーストビューの見出し、広告の文言、メルマガの件名など、「お客さんに伝える言葉」を考えるすべての場面で使います。「これって特徴止まりだよね、ベネフィットは何?」という問いは、ページ改善の打ち合わせでよく出てきます。

具体例で見る

モバイルバッテリーを例にします。「容量5000mAh」は特徴(スペック)です。これをベネフィットに言いかえると、「外出先で1日中、充電切れを気にせずスマホを使える安心」になります。同じ商品でも、後者のほうが「自分に必要かどうか」がイメージしやすい。実際、商品ページの見出しを特徴からベネフィットに変えただけで、最後まで読まれる率やCVR(購入率)が変わることがあります。

左側にスペックの数字や項目が並び、右側にそれを使ってうれしそうにしている人がいて、特徴とベネフィットの違いを表したイラスト
ベネフィットは、特徴そのものではなく「それで何がうれしいか」。左の特徴を、右の『うれしい結果』に翻訳すると伝わりやすい。

なぜ大事なのか・知らないとどう困る?

人は「特徴」だけでは、自分に必要かどうかを判断しづらいものです。ベネフィットを伝えないと、せっかくの良い商品も「で、私にどういいの?」が伝わらず、スルーされてしまいます。特徴の羅列だけのページは、情報は多いのに心が動かない、という状態になりがちです。

よくある勘違い

特徴をたくさん書けば書くほど伝わる、というのは誤解です。スペックを並べるほど、お客さんは「結局、自分にとって何がいいの?」を自分で翻訳しなければならず、負担が増えます。特徴は「証拠」として大事ですが、先に「うれしい結果」を見せ、その裏づけとして特徴を添えるほうが伝わります。

つまり現場では?

ベネフィットを考えるとは、「この特徴は、お客さんのどんな悩みを解決するのか」を一つひとつ翻訳すること。特徴の隣に「だから、あなたは○○できる」を書き足すだけでも、ページの伝わり方は変わります。

明日やるならこれ

自分の主力商品の特徴を1つ選び、「だから、お客さんは○○できる/○○の悩みがなくなる」と続けて1文を作ってみましょう。その1文が、そのままページの見出しやキャッチコピーの種になります。

ひとことで言うと

ベネフィットとは、特徴の先にある「お客さんのうれしい結果」。特徴を並べる前に、その先のうれしさを言葉にしましょう。

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