リードタイムとは?注文してから届くまでにかかる時間のこと

「まだ在庫あるから大丈夫」と思っていたら、間に合わなかったとき

棚を見たらまだ在庫はある。だから発注はもう少し後でいい——そう思っていたのに、仕入先に頼んだら「入荷は2週間後です」と言われ、その間に売り切れてしまった。こういう「思ったより届くのが遅い」の正体が、リードタイムです。

リードタイムとは?ひとことで言うと

リードタイムは、「頼んでから手元に届くまでにかかる時間」のことです。EC現場では主に2つの意味で使います。1つは仕入先に発注してから商品が自分の倉庫に入荷するまでの時間(調達のリードタイム)。もう1つは、お客さんから注文を受けてから発送するまでの時間(出荷のリードタイム)です。どちらも「待ち時間」だと考えると分かりやすいです。

EC現場ではどこで使う?

仕入れ・発注の計画と、出荷の体制づくりの両方で出てきます。仕入れ側では「在庫が切れる前に、何日前に発注すればいいか」を決めるときに使います。出荷側では「注文から発送まで何日かかるか」が、お客さんの満足度やCVR(買われやすさ)にも関わってきます。

具体例で見る

仕入先のリードタイムが2週間だとします。すると、在庫が切れる2週間前には発注しておかないと、欠品(売り切れ)の期間が生まれます。たとえば1日あたり5個売れる商品なら、2週間で約70個が動く計算。今の在庫が70個を切ったあたりが、発注を考えるタイミングです。出荷側でも、注文から発送まで「翌日」と「5日後」では、お客さんの印象は大きく変わります。

カレンダー上で、発注した日から商品が到着する日までの日数の流れを矢印で示し、リードタイムを表したイラスト
リードタイムは「発注してから到着するまでの日数」。この長さの分だけ、早めに発注しておく必要がある。

なぜ大事なのか・知らないとどう困る?

リードタイムを知らないと、「在庫が減ってから発注すれば間に合う」と思い込み、結果として欠品してしまいます。欠品の間はその商品が売れないので、機会損失(売れたはずの売上を逃すこと)になります。逆に、リードタイムが長いことを見越して早めに動けば、慌てた追加発注や割高な手配を避けられます。

よくある勘違い

リードタイム=発送までの日数、だけだと思われがちですが、仕入れ側のリードタイムも同じくらい大切です。また「平均で2週間」と聞いても、繁忙期や天候で延びることがあります。少し余裕を見ておくのが現場の知恵です。

つまり現場では?

リードタイムを意識するということは、「いつ動けば間に合うか」を逆算すること。届くまでの時間が読めれば、安全在庫をどれくらい持つか、発注点をどこに置くかが決められます。

明日やるならこれ

よく売れる商品を1つ選び、仕入先に「発注してから入荷まで何日かかるか」を確認してみましょう。その日数と1日の販売数をかければ、「在庫がいくつになったら発注すべきか」の見当がつきます。

ひとことで言うと

リードタイムとは、頼んでから手元に届くまでにかかる時間のことです。

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