ROASとは?広告費に対して売上が合っているかを見る数字

広告費を増やしているのに、利益が残らないとき

広告を回せば注文は増える。でも月末に計算すると、思ったほど手元に残っていない。そんなときに最初に見たい数字がROASです。

ROASとは?ひとことで言うと

ROAS(広告費用対効果)は、広告費に対してどれくらい売上が出たかを見る数字です。たとえば1万円の広告で3万円売れたらROASは300%。ざっくり「広告費が何倍の売上になって返ってきたか」を表します。

EC現場ではどこで使う?

Google広告・楽天やAmazonの広告・各種運用レポートに必ず出てきます。「この広告、ROAS何%で回ってる?」は、代理店や社内での定番の会話です。広告を続けるか止めるか、予算をどこに寄せるかを決めるときの判断材料になります。

具体例で見る

広告費5万円で売上20万円なら、ROASは400%です。一見good。ですが、その商品の原価や送料・手数料を引いた粗利が30%だとすると、利益は6万円。広告費5万円を引くと手元は1万円です。ROASが高くても、利益まで見ないと判断を誤ります。

小さな広告費を投じると、それより大きな売上が返ってくる様子で、広告費用対効果(ROAS)を表したイラスト
ROASは「かけた広告費が、何倍の売上になって返ってきたか」。ただし手元に残る利益は、ここから原価・送料・手数料を引いて考える。

なぜ大事なのか・知らないとどう困る?

ROASを知らないと、「売上は増えたから成功」と思い込み、実は赤字の広告を回し続けてしまうことがあります。逆に、ROASだけを追いすぎると、利益は出ているのに「数字が低いから」と止めてしまうこともあります。

よくある勘違い

ROASが高ければ必ず儲かっている、とは限りません。ROASは「売上」ベースの数字で、原価・送料・手数料を引いた利益までは教えてくれません。利益を見るには粗利(売上から原価・送料・手数料を引いた残り)や、1回いくら使ってもらえたか=客単価とあわせて確認します。

つまり現場では?

ROASを見るということは、その広告が「売上として」見合っているかを確認すること。ただし最終判断は、粗利を引いた「利益が残るか」までセットで考えます。

明日やるならこれ

いま動かしている広告を1つ選び、ROASだけでなく「粗利率」をかけて、利益が残っているかを電卓で計算してみましょう。EC利益計算ツールを使うと、損益分岐ROASもまとめて出せます。

ひとことで言うと

ROASとは、広告費に対して売上が合っているかを見る数字です。利益は粗利とセットで見ます。

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