
EC担当者が見るべき指標10個|売上を分解して伸ばす
「先月、売上下がったよね。なんで?」
社長にそう聞かれて、言葉に詰まったことはありませんか。 頭の中では分かっている気がするのに、はっきり答えられない。あのもどかしさ。
でも、これはあなたの力不足ではありません。売上を「ひとつの数字」として見ている限り、誰も即答できないのです。 分解すれば、必ず「ここだ」という場所が見つかります。今日は、その地図を手に入れましょう。
結論:売上は「アクセス × CVR × 客単価 × 購入頻度」に分解できます。
どこが弱いかを指標で特定すれば、闇雲な施策をやめて「効く一手」に集中できます。
なぜ分解すると、迷いが消えるのか

「売上が伸びない」は、漠然としていて打ち手が決まりません。 でも「アクセスはあるのにCVRが低い」と分かれば、やることは商品ページ改善ひとつに絞れる。分解とは、悩みを“作業”に変えることなのです。
見るべき10指標
| # | 指標 | 何が分かる | 主な打ち手 |
|---|---|---|---|
| 1 | アクセス数(セッション) | 集客の量 | SEO・広告・SNS |
| 2 | CVR(購入率) | 商品ページの説得力 | 商品ページ改善・FV・レビュー |
| 3 | 客単価(AOV) | 1注文の大きさ | セット販売・送料無料ライン |
| 4 | カゴ落ち率 | 購入直前の離脱 | フォーム短縮・決済追加 |
| 5 | リピート率 | ファン化の度合い | 同梱物・LINE・メルマガ |
| 6 | 購入頻度 | 1顧客の年間購入回数 | 定期・リマインド配信 |
| 7 | LTV | 顧客生涯価値 | リピート施策全般 |
| 8 | ROAS / 損益分岐ROAS | 広告の採算 | 入札・配信先見直し |
| 9 | 粗利率 | 1注文の利益 | 原価・送料・手数料の見直し |
| 10 | レビュー数・評価 | 社会的証明 | レビュー依頼の仕組み化 |
具体例
月商300万・CVR1.0%の店が、商品ページ改善でCVRを1.3%へ上げると、 アクセスが同じでも売上は約1.3倍(390万)。広告を1円も足さずに、です。
数字が動くと、人は前に進めます。「頑張ってるのに報われない」が「ここを直せば伸びる」に変わるからです。
あなたへの影響
- 弱い指標が分かれば、施策の優先順位が自然につく。
- 「全部やる」をやめ、いちばん効く1〜2指標に集中できる。
明日やること
- 直近1か月の上記10指標を1枚に書き出す。
- 同業・自店過去と比べ、最も低い指標を1つ特定する。
- その指標専用の打ち手を、今週1つだけ実行する。
次に「なんで下がったの?」と聞かれたら、あなたは地図を広げて答えられます。「ここです。もう手は打ってあります」と。
チェックリスト
- 売上をアクセス×CVR×客単価×頻度に分解している
- 10指標を毎週(or毎月)記録している
- ボトルネック指標を1つに絞れている
- その指標に対する打ち手を実行・検証している

関連テンプレート・無料ツール
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